明日は、端午の節句。
リビングに葉菖蒲を飾りました。
本来の飾り方は、軒菖蒲(のきしょうぶ)といって、よもぎと束ねて軒先に吊るすことで邪気を祓う、というのが習わし。
わが家はマンション住まいなので、室内に飾ってみました。
正月飾りのように玄関扉でもいいのかな?
葉菖蒲を紅白の懐紙で束ねて、縁起物らしく。
菖蒲の葉が刀に似ていることや、邪気を祓うような爽やかな香りを持つことから、菖蒲は縁起の良い植物として用いられています。
よもぎも、邪気を祓う縁起物の植物なので、葉菖蒲と一緒に束ねるようですが、今回は手には入らなかったので、葉菖蒲だけ。
ちなみに、葉菖蒲はお花屋さんでもスーパーでも簡単に手に入ります。
私は近所のスーパーで150円(税込162円)で購入。
すると袋には、菖蒲湯の由来と、菖蒲湯の入り方が書いてありました。
・菖蒲湯の由来
端午の節句は「菖蒲の節句」と呼ばれ、子供の日に菖蒲は欠かせない存在です。「菖蒲」は「勝負」「尚武」に通じる事から男児の出生を祝い、端午の節句に菖蒲湯に入る習慣になりました。強い香気で厄を祓い、菖蒲湯に入ることで無病息災を願いました。
・菖蒲湯の入り方
1.浴槽に水を溜め、水のときから菖蒲を入れて沸かします。(給湯式バスの場合は、菖蒲をあらかじめ浴槽に入れて湯をいれます)
2.香りを高くするためには、いったん42度くらいまで温度を上げ、ほどよい温度に冷ましてから、入浴します。
3.血行促進や保温効果がある精油成分は葉より根茎部分に多いので、葉だけでなく根茎部分が大切です。
ふむふむ。
これを参考に、明日は菖蒲湯を楽しもう^^
昨年、初めて菖蒲湯をしたのですが、たしか湯船に入る直前に菖蒲を入れたような気がする?
怖がりの長男は、はじめはちょっと抵抗があったけど、すぐに慣れてはしゃいでいました^^
今年は次男も参加でさらに盛り上がりそう♩
いつものお風呂と違うと、子どもたちは喜びますよね^^
菖蒲湯のほかにも、菖蒲を使った楽しみ方を見つけました。
菖蒲湯の楽しみ方と活用術
・菖蒲の鉢巻
菖蒲の葉を頭に巻くと頭が良くなると言われています。
鉢巻の要領で頭に巻いて「頭が良くなりますように!」とおまじないも忘れずに。
・ハーモニカ
葉の上下を切って、ハーモニカくらいの長さにし、芯があったら取り除きます。これを横に持ち、吸い込んで鳴らしましょう。結構難しいのでピーピーと音が鳴ったら大成功!
・菖蒲枕
4日の夜に寝床や枕の下に菖蒲を敷いたり、菖蒲で作った枕で眠り、翌日これで菖蒲湯を立てて無病息災を願う風習があります。香りで邪気を祓うというおまじないの意味があります。
・菖蒲打ち、菖蒲たたき
束ねたり縄編みにした菖蒲を地面に打ち付けて音の大きさを競ったり、折れ具合を競ったりします。地面をたたくことで悪魔を封じ、音で邪気祓いをする意味もあります。
・菖蒲切り、菖蒲打ち、菖蒲太刀
束ねた菖蒲を刀にしたチャンバラごっこです。悪鬼退治や武道上達を願う意味もあります。
ほかにも、節句料理の盛り付けに使ったり、こんなふうに箸置きを作ったり、
さまざまな使い方ができます。
まだ小さな息子たちでも遊べそうなのは、鉢巻とチャンバラごっこかな?菖蒲たたきも喜んでやりそう^^;
遊びながら、邪気祓いができるなんて一石二鳥♩
菖蒲湯がぐんと身近に感じるようになった^^