先日実家から、
”コシアブラ”という山菜が送られてきました.
母「天ぷらなんてしないでしょ」
さすが、わかってるな~.笑
最後に天ぷらをしたのはいつだろう…?
長男を出産後は、たぶん一度も天ぷらなんてしていないような気がする.
ということは、
3年以上はご無沙汰.
だって、
めんどくさくて.笑
それに、
調理中、子供たちに呼ばれて中断させられたり、
次男をおんぶしながらの時もあるので、
油料理をしたくないということもあって.
ですが、
連休中(夫がいるので)久しぶりに天ぷらをしてみました.
私の父が山で採ってきた「コシアブラ」(葉が開いて伸びた状態)
「コシアブラ」とは、
ウコギ科ウコギ属の落葉高木.
4,5月頃が旬の春の山菜で、
タラの芽と同じように木の芽の部分を食べます.
爽やかな香りの良さから、
”山菜の女王”と呼ばれる代物なのだとか.
ちなみに、
山菜の王様は、タラの芽なんですって.
スーパーでタラの芽は見かけたことはあるけれど、
コシアブラは見たことがないので、
タラの芽よりまだまだ知名度は低いようです.
夫も、初めて見た!と言いながら、
コシアブラについて調べていました.
すると、価格にびっくり!
なんと、
300gで、2700円…高っ!
田舎の直売所とかだと、
もっと安く購入できるのかな?
父がよく山菜採りに出掛けるので、
山菜の値段なんて気にしたことなく食べていましたが、
こんなに高級食材だなんて知ったら、
ちゃんと調理せねば!と思いました.単純…笑
やっぱり、木の芽は天ぷらよね~
夫も食べたことがないと言ってるので、
夫の食育も兼ねて.笑
でもね、
母が私に気を利かせてくれて、
私のことだから、
天ぷらなんてしないだろうと、
お浸し用に、葉が開いて伸びたコシアブラを選んで送ってくれたんですよ.笑
葉が開いていないコシアブラは、
実家で天ぷらで食べたのかな?笑
↑ まだ葉が開いていない状態のコシアブラ
筆を空に立てているような形であることから「筆葉」と呼ばれます.
天ぷらにしたら美味しそう~
連休中でなければ、
迷わず全部お浸しにしていましたが、
ちょうど夫も家にいたので、
半分を天ぷらに、
もう半分をお浸しにしていただきました.
独特な香りと苦みが美味しかった~♪
天ぷらもいいけど、
葉が開いてるので揚げにくいし、
やっぱりお浸し向きでしたね.
葉が開いて伸びたコシアブラを見つけたら、
お浸しがおすすめです.笑
お浸しにする場合のアク抜き方法
①ハカマの部分を取ります
②お湯が沸騰したら、お湯に対して2%の塩を入れます
③2~3分茹でたら、冷水に取りしばらくの間さらしておきます
④水気を切って、軽く絞ったらおしまいです
後はお好みで、
胡麻和えやポン酢などでいただきます.
天ぷらは、アク抜きする必要はありません.
このほかに、
炊き込みご飯や味噌汁、
バターソテーや肉巻きなんかも美味しそう♪
コシアブラは油と相性が良いので、
コシアブラのペペロンチーノも絶品みたいです.
次回試してみたいな.
もしどこかでコシアブラを見つけたら、
とっても美味しいのでぜひ食べてみてください♪