昨秋、子どもに二段ベッドの提案をしたら、目をキラキラさせていた子どもたち。
長男は「僕の誕生日プレゼントは二段ベッドが欲しい!」とまで言い出した。
誕生日プレゼントは他のものにしてあげました^^
そして二段ベッドの購入と同時に、子どもスペースもガラッと変えました。
二段ベッド
コンパクトでシンプルな檜の二段ベッド。
\ 使用しているアイテム /
二段ベッドを使い始めて3ヶ月が経ったけれど、今のところデメリットはなし。
素材や寸法や形状など理想の二段ベッドがなかなか見つからなかったなか、これが一番理想に近かった。
小さな部屋だからベッドの寸法はもちろんのこと、梯子の位置や形状、それとベッドの下が空いてるので収納場所や遊びのスペースとしても使うことができて気に入っている。懸念していた掃除も奥まで掃除機のヘッドが届くので支障なし。
それになんといっても檜の香りに癒される♩
子どもたちは「森にいるみたい!」と言ってる^^
子どもにとっては寝具というよりも、ツリーハウスのような感覚で毎日楽しそうに遊んでいて、3ヶ月経った今でも「二段ベッドを作ってくれてありがとう!」と改めて言われる^^
家具の配置
以前寝室として使っていた約4.3畳の畳スペースを子どもスペースに変えました。
おもちゃ収納は今まで使ってきたスタッキングシェルフを移動しただけなので、新たに購入したのは二段ベッドだけ。
平面図で見るとわかりやすい。
畳とフローリングの境に布を掛けただけでも、ちょっとした子ども部屋になってしまう♩
寝る場所
これまでと変わらず私は子どもと一緒に寝ています。
二段ベッドの上で寝かせるのはまだ危ないので、下に長男が寝て、その隣に今まで使っていたセミダブルのマットレスを敷いて私と次男が寝ています。
上に寝たい!と言っている長男だけど、寝相が悪く心配事も多いのでもうしばらくは下で。
でもそんなことを言いながらも、朝方に私と次男の布団によく潜り込んでくるまだまだ甘えん坊な長男です^^
そして夫はというと、フローリング側に1人で広々と寝ております。
羨ましい…
時間帯が違うからこのほうがベストなんだけどね。
この前、夫が絵本の読み聞かせをしたまま子どもと寝落ちした時に、私が夫の布団で寝たんだけどとっても快適だった♩ぜひ定期的に寝落ちしていただきたい♩
工作の展示と収納スペース
二段ベッドの奥のスペースを作品置き場や材料の収納場所にしました。
下は工作の材料を置く場所、上には棚柱と棚板を取り付けて作品を飾れるスペースを確保。
このスペースはまだ実験中で、クローゼットで使わなくなった棚板を使っているので幅や奥行は仮寸法。
作品も材料も日々増え続けるほど子どもたちは工作三昧なのだけど、せっかくの作品もかごの中に放り込まれてばかりでは寂しいし、材料も場所を取るうえに乱雑に見えやすいというのが気になっていたから、このスペースはとっても便利。
ここなら大きな箱や段ボールを置いても邪魔にならないし、二段ベッドに隠れるから見えにくい♩
ちなみに、段ボールスタンドとして使っているのはまな板ホルダー。
箱状よりも板状の段ボールのほうが汎用性があって子どもたちも遊びやすそうなので、板状の段ボールが何枚もあるんだけど、大きさもバラバラで倒れやすく管理しにくいなーと思っていたところ、IKEAでたまたま見つけたまな板ホルダーが形状も重さも丁度良くて気に入ってる♩
\ 使用しているアイテム /
段ボールで作った大きな宇宙船も置き場に困らない♩
キッチンから
キッチンやリビングからは二段ベッドだけが見えて、おもちゃ収納と工作スペースは死角になるから乱雑に見えにくい。
ベッド下のレゴ収納はまる見えだけど、子どもだけじゃなく夫も一緒になってよく遊ぶおもちゃだから、使い勝手優先でとりあえず今はこの場所がベスト。
今後は子どもたちの様子を見ながら、おもちゃの収納場所も入れ替えていくつもり。
二段ベッドにした訳
4月から小学生になる長男。
子どもが小学生になるタイミングで子ども部屋を作りたいという考えは前からあって、もしリフォームをするなら長男が年長時の夏休みがベストだなーと想定していたけれど、こんな状況になってしまったのでリフォームは諦めました。
というのも、家が小さいので住みながらのリフォームは当然無理で、幼児2人を連れての仮住まいも難しく、長期の夏休みを利用すればその間は私の実家で子どもと田舎の夏を過ごすのもいいなーなんて思っていたけれど、田舎に帰ることすらできない状況になってしまったのでリフォームは難しいと判断。
でも結果的にリフォームをしなくて良かった。
子ども部屋の目的は、子どものパーソナルスペースを確保することでもあるから、リフォームはできないけれど子ども部屋のような空間には近づけたいと思って、二段ベッドが子ども部屋の代わりとして子どものパーソナルスペースになればと思ったのがきっかけ。
すると、子どもも私も思いのほか満足で、このまま間取り変更をしなくてもいけるかもしれないという案もでてきた。
今まではいつかスケルトンで理想の空間に変えたいという強い願望があったけれど、今はまだその時期ではないし、リフォームに対する考え方も変わるきっかけにもなった。
子どもスペースのこれから
気付くと1人でボーっとしていることがよくある長男。
今は二段ベッドの上でよくボーっとしている^^
「僕、こうやってボーっとしてるのが好きなんだー」と、外を眺めながらボソッと呟いた長男。
眺めがいい所も好きだから、きっと気に入るはずと思っていたから良かった^^
今後は就寝中の転落防止も兼ねて、二段ベッドの上段に壁をつけようか検討中。
ツリーハウス好きな子どもたちだから「壁も屋根もつけて!」とすでに催促されてる^^;
すでに段ボールで壁を作ってツリーハウスにして遊んでるし、シールもベタベタ貼ってる^^
自分たちで工夫しながらどんどんお気に入りの空間にしてもらいたいな♩
私が子どもの時の部屋は、好きなものに囲まれたお気に入りの空間だったから、どんなに小さな家でも子どもにも同じように自己表現できる空間を作ってあげたいと思う。
ちなみに私はピンク好きな子どもだったから、ピンク多めな部屋でした♩窓辺にはお気に入りの貝殻や石ころを並べていて、息子たちと変わらないし今も同じことしてる^^;
そしてゆくゆくは子ども部屋として間仕切るつもり。
その時は二段ベッドの配置や広さも変えて、新たに壁に開口も設けたいから、その時がリフォームのタイミングになるかな。
でもそれも一つの案として柔軟でいたい。
子どもが学校に通い続けられるかわからないし、ほかに通いたい学校が見つかるかもしれないし、子どもが笑って過ごせる環境が変わるかもしれない。
この先なにが起こるかわからないけれど、どんな状況になったとしても広い視野を持って子どもにはさまざまな選択肢を示してあげたいと思うから、住む場所も住み方も柔軟でいたいなって思う。
最後に、本のはなし
みどりの船
作:クェンティン・ブレイク 訳:千葉茂樹
お屋敷の庭で、植木を刈りこんだ「船」をみつけたぼくたちが、さっそく乗船してみると・・・。少年の日の夏の輝きを描いた絵本。
二段ベッドが船になったり飛行機になったり車になったりしながら本気で遊ぶ息子たちを見ていると、いつまでもこの想像力を大切にしたいって思う。そして私も遊び心を忘れずにいたい^^
かたつむりハウス
作:アラン・アールバーグ 絵:ジリアン・タイラー 訳:おかだよしえ
体がどんどんちじんで豆みたいに小さくなった三きょうだいが「かたつむりハウス」をみつけた。それはドアもまども、カーテンやカップまでそろったりっぱなお家で、三人はそこにすむことにした・・・。不思議な美しさをもって生き生きと描かれた自然が素晴らしい絵本。
タイトルの書体から怖そうなお話かと思ったら、ファンタジーな冒険のお話♩
次男が好きでいいリアクションをしてくれる^^
「みどりの船」も「かたつむりハウス」も最後が凄く好き!子どもにはまだ難しく、大人のほうが余韻に浸れる♩
どちらも映像でも見てみたいなー♩