「小学生になったら勉強机を用意してもらいたいんだー♩」
昨年末に、長男からリクエストされました。
しばらくはダイニングテーブルで、将来的にも大きなダイニングテーブルで勉強も仕事もできたらいいなと漠然と考えていたので、長男のリクエストに困惑^^;
それに家庭学習の時間が増えてきたら、それぞれ集中しやすい環境も明確になってくるだろうから、その時に本格的に学習スペースを検討しようと思っていたので想定外ではあるものの、家族の意見は前向きに検討したいし、どうしたらよいものかと悩んだ結果、ワークスペースをいうかたちでリビングに設置することにしました。
理由を聞くと、「のび太くんみたいな・・・」どうやらドラえもんの影響のよう。のび太くんの机が魅力的に映ってるみたい^^;そんなことだろうと思ったよ^^;
キッチンの天板をカット
あれこれ考えた結果、キッチンの向かいにカウンターを造作することに。
これはダイニングテーブルを置いて検証しているところ。
これではキッチン天板の出っ張りが邪魔になるので、天板をカットすることにしました。
リビングダイニング側に約20cm突き出しているのだけれど、今までもこの出っ張りが邪魔でカットしたいなーとは思っていて、リフォームするまで我慢するつもりでいたけれど、今回の件がきっかけでやっとカットすることに。
この天板の出っ張りの角に子どもがよく頭をぶつけがちで、コーナークッションをつけていました。ちなみにわが家のキッチンの高さは90cmで、夫が購入する時に高くしてもらっています。私も背が高いほうなので90cmは使いやすい高さ。
造作カウンターデスク
完成したカウンターデスクは、幅196cm、奥行60cm。
もともと可動棚だった壁面から、カウンターを伸ばすかたちで取り付けています。
カウンターの素材はタモの集成材で、無塗装のものを家にある蜜蠟ワックスを塗布。
キッチン天板をカットした断面には、厚さ9mmの人工大理石を貼って仕上げています。
カウンターの取付とキッチン天板をカットする作業は、私が前職のリフォームの仕事でお世話になった方にお願いしました。
天板のカットは作業中の写真がないからわかりにくいけれど、分厚い金物が3か所も入っていてカットするのが想像以上に大変でした。
幅が短くそれほど持ち出しているわけでもないので、まさかこんなにしっかりとした金物が入っているとは思わず^^;でもしっかり作られている証拠。
今回のような既存のキッチン天板をカットする作業は、仕上がりが保証できないため、一般的には引き受けてくれるリフォーム業者は少ないかもしれません。大体キッチン天板の交換を推奨されることが多いと思います。今回は自分の家であり、それなりの仕上がりになることもある程度想像できるのでお願いしました。
その後
子どもたちの作業スペースとして活躍してくれてます。
子どもが不在の日中や夜は、大人の作業スペースとして使っていて、夫は家にPCを持ち帰って仕事することは滅多にないけれど、稀に家で仕事するときはここのスペースが便利と言ってる。
それに食事の時間になっても作業途中のままにできること、私がキッチンで作業しながら子どもとやり取りできること、兄弟で別々のことをする時はダイニングテーブルとカウンターデスクに分かれて座れるから集中しやすいなど、メリットが多いので作ってよかったなーと実感しているところ。
今までは大きなダイニングテーブルで勉強も仕事もできたらいいなというイメージをしていたから、諸々考え直さなきゃなーと思いつつ、9畳のリビングダイニングにダイニングテーブル以外のテーブルを置くことは想定していなかったから、難題をくれたなーと思ったけれど、こういう作業があまり苦じゃない自分もいて、空間を考え直すいいきっかけにもなったから長男に感謝ですね^^
でも長男がイメージするのび太くんのような勉強机とは随分異なってしまったけど、個室で勉強したいと言い出したら検討しようかな^^;
小学校に通い始めて宿題もスタートしたから、今は子どもの動きを見ながら使いやすいように改善している最中。
子ども2人並んで座っても余裕があるから、私が間に座って長男の宿題をサポートするのが日課になってきた^^
まだ3ヶ月しか経っていないのに、ペン跡や傷がいっぱい・・・
もうすでに気にならなくなってきたけど、定期的にメンテナンスしなきゃな・・・^^;
最後に、本のはなし
地球生活記 世界ぐるりと家めぐり
地球人記 LIFE ON EARTH
文・写真:小松義夫
アフリカの奥地から南米の高地、辺境から都会までぐるりと、家のある風景とともに、各地に生きる様々な暮らしや営みを、1700枚をこす写真でていねいに紹介しています。
「みんなちがってみんないい」衣食住はもとより、学校・トイレ・電柱・赤ちゃんの運び方、洗たくの仕方、乗り物、看板、髪型、遊び・温泉・・・、そしてゆりかごから墓場まで、地球ぐるぐる探訪記。地球の上に暮らすさまざまな人々の営みを、”働く・動く””学ぶ・遊ぶ””着る・飾る””住む・くつろぐ”などを、7章、106テーマ、2,150枚の写真で構成しています。地球人の多様な暮らしぶりが実感できます。
「○○ってどんな国?」子どもに質問されて、図鑑などで説明するよりも、リアルな生活風景を見たほうが伝わりやすいだろうなと思って読んだ本。
これを読んだ時が長男の入学を控えた時だったからなおさら、さまざまな国の小学校に通う子どもたちの通学方法から持ち物や昼食、授業風景がとても印象的だったのを覚えてる。普段当たり前のように教室で椅子に座って授業を受けているけれど、それって当たり前じゃないんだなって。
どちらもとても興味深く考えさせられることも多く、子どもも興味津々で質問が止まらなかった。
どちらも手元に置いておきたいと思う本♩