書類の収納についてご質問をいただきました。
わが家では、幼稚園のお便り、その他案内や提出物など、日常的にチェックする必要があるものは、マグネットボードに貼って、家族で共有しやすいようにしています。
水回りの中心に位置する壁面に子どものお支度コーナーを設けて、その上部がマグネットボードの掲示板になっていますが、掲示板に貼る必要がないプリントや書類などは別のところに収納しています。
小さな壁面収納
キッチンとリビングダイニングの間に壁面収納があり、この中には日常でよく使うものを収納しています。
壁面収納の大きさは、おおよそ幅30cm / 奥行40cm / 高さ200cm。
スリムな壁面収納ではあるけれど、これがとっても便利。
わが家には扉付きの小さな壁面収納が3か所あって、玄関周辺に2か所、そしてここに1か所。
小さな収納が分散されているから、必要なものを適所に収納することができ、散らかりにくく使い勝手がいい。
小さな家だけど、割とすっきり見えるのは、おそらくこの小さな収納のお陰だと思う。
空間を余すことなく上手く活用して下さってありがとうございます!と、ここを設計された方によく感謝している^^
収納の中
使用頻度が高い中二段
中段の引き出しが1番よく使うところで、上から救急箱、文房具、夫、私、長男、次男、処理待ち、の引き出しが8段。
子どもの引き出しには、母子手帳や診察券、本人に関する書類などがそれぞれに入っています。
処理待ちの引き出しは、まだしっかり目を通していない書類や郵便物など急用ではないものが基本で、時間がある時にチェックして仕分けをするまでのとりあえずボックスです。
ちなみに引き出しの左側の隙間スペースには、ロール紙や大判の画用紙などを置いています。
次によく使うところは引き出しの上段で、日記帳や生協のチラシ、進行中の書類やファイルやノートなど。
\ 使用しているアイテム /
ポリプロピレンケース・引き出し式(約横26cm×奥行37cm) 無印良品
ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ1/2 無印良品
使用頻度が低い下段と上段
中二段以外は、使用頻度が低いものを収納。
1番上は、電動工具・テプラ(テープ予備や名前スタンプなど)・各種テープ(ガムテープやセロテープ予備など)を、3つのファイルボックスにそれぞれ収納。
そのほかの段は、すべてファイルケースに入れて収納。
薄いファイルケースには、基本的に紙類が多いけれど、例えばプリンター関連には説明書と一緒にインク予備も入れてひとまとめにしています。
厚いファイルケースには、工具類や金物、裁縫箱やクラフト類、PC周辺機器や配線類などを収納しています。
ちなみに工具は、IKEAのツールセットのトレイをそのままファイルケースに入れています。
ファイルケースの良さは、本のように立てる収納だから探しやすく収納力があるうえに、ケースの中は浅い収納になるので物が重なりにくく取り出しやすい。
それに、中が乱雑だと蓋が閉まりにくくなるから、パンパンになってきたら持ち物を見直すなど物も増えにくくなる。
ファイルケース収納は、かれこれ5年ほど続いているわが家の定番の収納方法で、ここの収納も含め計30個以上はある^^;
ちなみにファイルケースは、100均で売っているものだけど、ない時もよくあったので、製造元のサイトでまとめ買いをしたこともありました。
\ 使用しているアイテム /
どちらもA4クリアファイルが収納できる大きさ。(注:A4ステーショナリーケースL型は、サイト内の寸法表記に間違いあり。)これまでに劣化や落下で破損したことが何度かあり、その度にまた同じものを買い直しています。
扉裏
上部には、エアコンのリモコンを収納。
確か100均のスマホポーチ?だった気がするけど、それをスマホリングで扉裏に貼り付け。
エアコンの使用頻度が低いこと、子どものいたずら防止、私も夫も長身ということで高い位置に収納しています。
そして扉裏のメインは、緊急時の貼り紙がほとんど。
緊急時の対応や防災マニュアルなどを貼り付け、またはポケットファイルを貼り付けて冊子を入れるなどして、緊急時に焦らず対応できることを目的として普段から視界に入りやすいようにしています。
\ 貼っているもの /
・小児救急のかかり方や病院の電話番号や住所(かかりつけ医、夜間休日救急、誤飲や相談ダイヤルなど)
・地域の防災マップなど災害関連
・マンション火災時の避難マニュアルやガス漏れ
・乳幼児の応急手当の方法
長男を出産した後、乳幼児に起こりうる症状や事故を調べた時に、動揺せずに適切な対応ができるよう、けいれん、誤飲、窒息した場合の手当方法の表を作成して、扉裏に貼ったことがきっかけ。
後にマンションの火災報知器の誤作動を経験して、火災時の避難マニュアルを追加するなどして現在に至ります。
時間が経つと忘れてしまうので、使用頻度が高い収納の扉裏に貼って、普段から意識することを心掛けています。
最後に、本のはなし。
スウェーデンの変身する家具 月刊たくさんのふしぎ
文・絵:深井せつ子
ある家具から別の家具へ姿を変える、スウェーデンの家具を紹介します。テーブルはいすに、たんすは机に変身してしまいます。他にも、折りたたんで小さくなる家具や、まるで秘密基地のように密閉された個室ベッドなど、思わずクスッとしてしまう愉快なしかけのある家具をご紹介。北欧の自然との関わりにもせまります。
家を小さくつくることには理由があり、小さな部屋を少しでも広く使うための工夫が凄い!
そこに遊び心も感じられて、窮屈そうというより楽しそう^^
限られた空間を愉しむヒントが詰まっている一冊♩