ダイニングテーブルの後ろにあるオープン棚に、リビング家電が集約されています。
置いてあるのは、
1番上 ・・・神棚
上から2番目・・・パソコン、スピーカー
上から3番目・・・オーディオ、携帯電話の充電場所
上から4番目・・・10型テレビ、DVDプレーヤー
1番下 ・・・プリンター、配線収納ボックス
コンセントを使うものはここに集約されているので、床に配線が伸びることもなく、すっきりと見えて掃除も楽ちん♩
ここはもともとなにもなかった凹み壁に、棚柱をつけて棚を設置したもの。
このオープン棚にこだわったところは、配線が見えないようにすること。
写真を見てわかる通り、各家電の配線がほとんど見えません。
すべて棚板の奥に配線が隠れています。
このように、横に伸びる配線が、棚の厚みに隠れるようになっています。
配線を隠すために、棚板の奥行を短めに造りました。
棚板と背面の壁の間に、2cm程の隙間ができています。
その隙間に配線を通して、配線が垂れないように、配線クリップを随所に取り付けています。
粘着テープ付きなのでペタペタと、配線が垂れない間隔で貼っていきます。
そして、縦に伸びる配線は、配線モールで隠しています。
壁紙タイプのモールを使うと、目立ちにくいです。
そして、すべての家電の配線は、オープン棚の一番下にある配線収納ボックスに繋がっています。
その下にコンセントがあるので、そこに電源プラグを差して、ファイルボックスまで配線をモールで隠しながら、ファイルボックスの中に電源タップを入れています。
子供のいたずら防止にコンセントカバーをしています。
配線収納ボックスの蓋をあけると、暗くて見えづらいですが、電源タップが入っています。
この配線収納ボックスは、無印良品のポリプロピレンファイルボックスに蓋をつけたもの。
蓋があることで、ごちゃついた配線を隠し、埃が入りにくく掃除もしやすい。
子供たちのいたずら防止にもなります。
この蓋の作り方はとっても簡単。
切って貼って乗せているだけです。
リビング側にももうひとつ作った時の様子ですが、
材料はこちら↓
右から、
・無印良品ポリプロピレンファイルボックス・ワイド
・桧角材(5mm角)
・MDF合板(2.5mm厚)
・両面テープ(5mm幅)
桧角材とMDF合板は、ホームセンターで購入して、必要寸法にカットしています。
桧角材もMDF合板も薄いので、カッターで数回刃を通すと切れます。
私の場合は自宅での作業を減らすために、MDF合板だけホームセンターのカットサービスを利用しています。
作り方は、桧角材に両面テープを貼って、ファイルボックスの内側に貼り付けます。
この上に、MDF合板を乗せて完成。
とっても簡単♩
放熱対策と、配線を通すために、蓋の後方を少し大きめにあけています。
ここで、ちょっとしたポイント。
蓋が下に少し下がっているのがわかりますか?
写真では3mm下げています。
蓋をファイルボックスの高さぴったりに設置するのではなく、数mm下げるように設置しています。
このように、異素材を組み合わせたり、素材が歪んでいたりする場合は、わざと少しズラすことで違和感なくきれいに見えるのです。
これで、配線類はすっきりしました♩
最後は、
1番上の神棚ですが、ここにもひと工夫施しています。
棚板に、溝をつけています。
この溝があることで、お札たちがきれいに並び、倒れにくくなります。
薄いお札だと滑りやすかったり、掃除のたびに位置をただすのも面倒なので、この溝がプチストレス解消になります。
ちなみに、この棚を造る前は、既製品のシェルフを使っていました。
これにも、配線クリップを随所に貼り付けて、配線を隠していました。
賃貸で壁を傷つけたくない場合は、配線モールや配線クリップを家具側に貼り付けたり、壁にマスキングテープを貼って保護をした上に貼り付けたり、さまざまな使い方ができます。