クルクルと回りながら落ちる種
うさぎの耳みたい♩
好奇心を擽られて買ってみました。
フタバガキの実。
別名は、ヘリコプターシード。
二葉の葉で風を捉え、ヘリコプターのようにクルクル回転しながら地面に軟着陸する種。
わが家にある絵本「たねのずかん」には、
旅する種として、風や水、動物に運ばれ、別の地で芽を出す植物が描かれています。
フタバガキの実によく似ていたのは、ツクバネ。
そのほかにはトウカエデ、ウリハダカエデ、チドリノキなどもプロペラのような羽がついています。
ちなみに、羽がある種子のことを「翼果(よくか)」と呼びます。
そもそもフタバガキってなに?
調べると、
フタバガキは熱帯雨林を代表する木で、樹高50mぐらいになる巨木が多いんだとか。
日本にも輸入されていて、ラワン材としてコンパネやベニヤ板に使われています。
なるほど。
ラワン材がフタバガキだったとは。こんなところで勉強になると思わなかった^^
さらに驚いたのが、
フタバガキは数年に一度、ものによっては10年以上に一度しか花を咲かせないんだとか。
東南アジアでもフタバガキの花や実に巡り合うことはラッキーなことらしい♩
ドライフラワーも回転するのだろうか?
私が買ってきたドライフラワーのフタバガキの実も回転するのだろうか?
回転しながら落ちるところ、見て見たい♩
上から落としてみました。
すると・・・
見事に回転!
途中から高速スピンでゆっくりと着地!
「すごーい!」
子供たちも一緒に大盛り上がり^^
フタバガキの実に興味津々な子供たち^^
その後は、もちろん子供たちのおもちゃになりました♩
2歳児がひょいと投げただけでもちゃんと回転するから凄い♩
下手なおもちゃより優れてる!
子孫を残すために自然が造り出した精巧な形にただただ感服。
扱いが荒いため、早々に羽が折れてしまったけれど…^^;
でも片方の羽が折れててもちゃんと回転するから凄い!
ちなみに、フタバガキの実は、3つ900円でした^^
1つは子供のおもちゃ用。
残りの2つは、
モビールにしてみました♩
風を捉えてクルクル回るフタバガキの実。
しばらくはフタバガキモビールを楽しむことにします^^
復活する草?
草のかたまり?
枯草のように見える不思議な植物。
名前はテマリカタヒバ。
別名は復活草またはジェリコの薔薇。
メキシコから中央アメリカの高地に自生するシダ植物で、日本に自生するイワヒバの仲間なのだとか。
復活草とよばれる理由
原産地の気候は乾季と雨季があるところで、乾季にはカラカラに乾燥し、枯れたように葉が茶色くなり丸まってしまう。
ところが雨季になり水分を吸収すると、丸めていた葉を広げ緑色に変わる。
そしてまた乾季になると乾燥し丸まってしまう・・・
なんて不思議な植物^^
乾燥した状態で長期間休眠することもできるのだとか。
草のかたまりを不思議そうに見つめる次男^^
水に浸して数分。
ゆっくりと葉が広がってきました♩
そして数時間後には、
こんなに広がった^^
でも、もうちょっと広がりそうな気もするけど、これ以上は広がりませんでした。
内側はまだ丸まっていて緑色も見えているのに、もうちょっと頑張れー!と応援するも、これ以上は広がらず…^^;
そのまま水につけておくと腐敗してしまうようなので、2日ほど楽しんだのち、水を捨てて乾燥させることに。
すると、葉が少しずつ丸まりはじめて、また草のかたまりのような姿に戻りました^^
海外では、この中に指輪は入れて恋人に渡すこともあるのだとか♩
「凄いなー」
「それにしても凄いなー」
少しずつ丸まっていくテマリカタヒバを見ながら1番感動していたのは夫でした^^
不思議な植物に盛り上がったわが家なのでした♩